初めまして、ヤマシンと申します!
SNSや映画レビューサイトなどで映画の感想やその他映画的発言をつぶやくことはあるのですが、ブログはほぼ初めてです。
(やだ、緊張する。。ノートの1ページ目に筆を走らせる時のアレやん。。)
まあこういうときは何書こうか悩むよりもとりあえず投稿してみることを優先するのが吉な気がします。
ということで今回は先日見てきた「翔んで埼玉」について軽めに書きたいと思います。
「翔んで埼玉」
監督:武内英樹
原作:魔夜峯央「翔んで埼玉」(1982)
何やらわちゃわちゃしてて展開が読めない感じのポスターです。
どうやら監督はテルマエロマエシリーズやのだめカンタービレを手がけた方らしい。
これはどっちに転ぶか楽しみ!!
さて、少し脱線しますが
自分の失敗談を話したり、欠点を明かせる人ってどれくらいいるんでしょう。
いわゆる自虐できる人です。
「自虐こそ、コミュニケーションにおいて最高の武器である」
的な書籍を本屋さんで見つけなさい、
と言われたら店入って15秒で見つけられる自信があります。
リアルな人付き合いや、著名人なんかを思い返すと
僕の好きな人はみんな自虐ができる人ばかり。
自虐は今人付き合いの上で重要なスキルの一つとして認識されていると感じます。
僕も自虐ができる方はとても素敵だと思います。
そんな自虐の中にも3つのステージがあると私は思います。
①恥ずかしがりながら自虐するファーストステージ
②堂々と自虐するセカンドステージ
③自虐を笑いに変えるファイナルステージ
です。
例をあげてみますね。
例えばハゲてるサラリーマンがいたとします。
伏し目がちに
「ぼくちん、ハゲてるんだぁぁ〜(頭搔きむしりながら)」
と言われたらどうでしょう?
(頑張って自虐してハゲをいい方向に持って行こうとしてるのですね。。
ああ、かわいそうに。。)
となりますよね。
これがハゲを気にしてるんだなと相手に悟らせてしまうファーストステージ
次に
ワイシャツの第二ボタンがはちきれんばかりの胸張りで
「オレ、ハゲてます(西欧風に)」
と言われたらどうでしょう?
あまりの力強さについつい話題をそらしてしまいそうになる気がしますが、この人自分持ってんな〜と思いますよね。
これがハゲを気にしてないようには見えるけどハゲを味方にはできてないセカンドステージ
最後に
「オレの頭に対する髪の毛の割合、パナップのソースみたいでしょ?」
と言われたらどうでしょう?
自分の頭をパ、、パ、、パナップ!!できる!!
しかもパナップって、パピプペポという面白破裂音の内の二つも入ってるわ!!
これが笑いに変えて相手の信頼すら掴んでしまうファイナルステージです。
(5分考えた末、出てきた答えがパナップでした。本当にすみません。)
要は自虐ネタにもレベルがあると私は常々思うのです。
話を戻しましょう。
私が思う3つの自虐レベルを全て網羅した
最高の自虐映画
が「翔んで埼玉」なのです。
自虐ネタだけで僕は腹8分目でした。
なのにストーリーは地位の低い良い人が地位の高い悪い人をやっつける
みんな大好き下克上ヒーロー物語
なのです。
ワンピース的なアレです。
そりゃあ毎日スーパー玉出をうろついてる地位の低い私ヤマシンは
フガフガ言いながらGACKT様を応援させていただきました。
ん?あれ?地位の低い?GACKT様が?
そうなんです。
GACKTといえば芸能人格付けチェック(朝日放送)で58連勝中(2019年2月現在)の超一流芸能人ですよ!
様をつけないといけないあのお方です!
あのGACKT様が下克上する側の役なのです。
芸能界で今の地位をゲットできたんだということを
間接的に表してるような気がしてなりません。
泣ける。。
ストーリーは面白いし、GACKT様に泣けるし、
自虐ネタで8分目だった私の腹はもはや9.9分目!!
もちろんそのあと腹は10分目になるわけですが、
何が付け加わわってくるのか
想像しながら「翔んで埼玉」をぜひ楽しんでいただきたい。
王道もありつつ一風変わったところもある
キメる変化球には持ってこいの映画でした!!
面白かった!!