「沖縄スパイ戦史」を観て

こんにちは!

天気の子が興行収入100億円を突破したニュースもおめでたいですが、今日この映画に出会えたことの方が個人的におめでたい!

 

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沖縄スパイ戦史

監督:三上知恵、大矢英代

日本公開日:2018年7月28日

 

大阪の映画館で行われている戦争映画特集も今週末で終わり。

最後を飾るにふさわしい作品でした!

 

第二次世界大戦末期、約20万人以上の死者を出した沖縄戦北部で実際に行われていた、スパイ・ゲリラ戦に迫ったドキュメンタリー映画です。

 

なんとスパイとして敵地に潜り込み、米兵と命を削り合っていたのは、10代半ばの少年たちだったそう。

 

お、恐ろしいです。。

 

戦争でこのようなことまで行われていたとは。。

 

スパイなので国家機密のため、実際の映像などはないのですが、数多くの資料と、何十人もの当事を生き抜いてきた方々による証言をこの映画でみれば、真実であることは疑いありませんでした。

 

もう80過ぎの高齢の方々が皆、昨日のことのように、戦争中の悲惨な出来事を感情交えてお話しされていました。

 

少年たちが戦争に加わっていたという事実を知ることができただけでこの映画を観た価値はあったと思ったのですが、「スパイ戦」の恐ろしさを知ることに真価はあったようです。

 

スパイ戦がなぜ恐ろしいのか。

 

少年によるスパイ行為が敵に知れ渡ると、住民全員が疑われ始めるのです。

 

敵から疑われる場合もあれば、味方から疑われる場合もあったと、当時の方は語ります。

 

今の時代と違い、戦時中は疑われること≒死を意味します。

 

少年たちの中でスパイと疑われた者は、少年たちに銃を持たせて処刑されたそう。。

 

しかも、彼らは近所や親戚など近しい間柄だということでした。。

 

精神的におかしくなるに違いありません。。

 

そして当然ながら、そうした体験で受けた傷は、たとえ生き延びることができたとしても、心に一生残るようです。。

 

住民までも戦いを強いられ、一度始まると死ぬまで人生を台無しにしてしまう戦争の恐怖。

実際には体験せずに、映画館という場所で、椅子に座りながら知ることができているだけ感謝です。。