それでも僕は映画を見る〜ヤマシンの映画ブログ〜

映画の感想を書くことを生き甲斐とした男のブログでございます。

『レッド・ノーティス』

公開日2021/11/12【Netflix独占配信】
鑑賞日2021/11/28

FBI捜査官と詐欺師と泥棒が、世界各地を飛び回りながら攻防を繰り広げるアクションエンタテイメント作品。
ドウェイン・ジョンソンライアン・レイノルズ、ガル・ギャドットを、1つのコンテンツで一気見できてしまう恐ろしい映画だ。

ドウェイン・ジョンソンは、筋肉キャラクターが刷り込まれ過ぎて、彼にも幼少期、小さい頃があったと想像することが難しい。
生まれた時から「おりゃぁぁあ!!」とピチTを着て生まれる絵しか頭に思い浮かばない。
いききった筋肉キャラは、器の広さも習得済みだ。
映画中「チンポ頭」と呼ばれている。
筋肉で世界トップレベルの自信を身につけている彼は、そんなことを気にしない。
親ライオンが戯れてくる子ライオンにやらせ放題でもあっけらかんとしているように、ドウェイン・ジョンソンも「チンポ頭」と呼ばれ放題なのにあっけらかんとしている。
セントラル・インテリジェンス』でもあの体でピチTのいじめられっ子を見事に演じきり、笑わせてくれた。
肉体的に強くなることを突き詰め、それを逆手にとっていじられキャラすらものにしてしまう。
完全マッチョ版『ヘア・スプレー』のジョン・トラボルタだ。
今作ではFBI捜査官に扮している。
器の広い完全マッチョの彼であれば、FBI捜査官に扮しようが、詐欺師に扮しようが、泥棒に扮しようが、チンポに扮しようが、なんだって成立してしまう。
それがこの映画のポイントとなっているところもまた面白いのだ。

ライアン・レイノルズは不思議な魅力を持つ俳優だ。
一見頼りなさそうに見せておいて、結果を掻っ攫っていく。
テストで「全然できなかった〜」と言って全然できているタイプだ。
女性の好きなタイプが「面白い男性」とよく言われて、男性は鵜呑みにしてすべらない話を唐突に滑り込ませがちだ。
しかし「仕事ができる男性であること」が必須条件であることを忘れてはいけない。
それは彼が私生活でかなりのモテ男であることからわかる。
ドウェイン・ジョンソンが体育に人生をかけているようなタイプだったとしたら、2人のドラマがより魅力的に見えてくる。

ガル・ギャドットが美しいことは言うまでもないが、彼女には知性のある女性の役がとても似合っている。
王様の横につくのが相応しい、王妃のような女性だ。
ワイルド・スピード』シリーズのジゼル、『ワンダーウーマン』のダイアナ、『シュガー・ラッシュ オンライン』のシャンクと、SFでも、架空の世界でも、知的な女性が似合う女性であるから、当然クレオパトラの財宝との相性は抜群で、今作でも安定の王妃感を醸し出している。
また、彼女に似合う男性はマッチョ一択だ。
現代であれば男に筋肉がなくとも受け入れられることは普通だが、どんな時代、どんな世界でも共通して王に似合う男性のタイプはやはり筋骨隆々鬼マッチョに限る。
ドウェイン・ジョンソンとの相性も抜群なのだ。

彼らに制作費を使い果たしてしまったのか、もしくは彼らが輝き過ぎていたからなのか、そのほかキャストが可愛らしく見えてしまったのは惜しいところだが、彼ら三人と一緒に財宝を巡る世界旅をできたことが何より。
どうやって財宝を盗むのか、その手法にも好奇心が止まらずで、幸せな時間だった!

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