それでも僕は映画を見る〜ヤマシンの映画ブログ〜

映画の感想を書くことを生き甲斐とした男のブログでございます。

『サウルの息子』(2016)

サウルの息子』(2016)

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監督:ネメシュ・ラースロー

出演:ルーリグ・ゲーザ、モルナール・レべンテ、ユルス・レチン、トッド・シャルモン、ジョーテール・シャーンドル他

配給:ファインフィルムズ

ー概要ー

2015年・第68回カンヌ国際映画祭でグランプリ、第88回アカデミー賞外国語映画賞を受賞したハンガリー映画アウシュビッツ解放70周年を記念して製作され、強制収容所で死体処理に従事するユダヤ人のサウルが、息子の遺体を見つけ、ユダヤ教の教義に基づき葬ろうとする姿や、大量殺戮が行われていた収容所の実態を描いた。1944年10月、アウシュビッツ=ビルケナウ収容所。ナチスにより、同胞であるユダヤ人の死体処理を行う特殊部隊ゾンダーコマンドに選抜されたハンガリーユダヤ人のサウル。ある日、ガス室で生き残った息子と思しき少年を発見したものの、少年はすぐにナチスによって処刑されてしまう。サウルは少年の遺体をなんとかして手厚く葬ろうとするが……。ハンガリーの名匠タル・ベーラに師事したネメシュ・ラースロー監督の長編デビュー作。

映画.comより

ー感想ー

独自の撮影手法と音響とで、観客にユダヤ強制収容所の囚人の1日半を体験させてしまう映画として話題になった作品です。

大型テレビでも、シアタールームがあったとしても、いつでも逃げる選択肢を選べる自宅鑑賞との相性は最悪かもしれない。アカデミー比で作られた狭い画面。全編を支配する圧迫感。目のやり場が限られる二人称視点。主人公サウルの焦燥した顔が、死を背景に捉えられ続ける。

⁡自分のコントロールをある程度制限され、暗闇で半強制的に見続けなければならない映画館という場所でこそ、本領を発揮する映画に違いなく、劇場で見なかったことが悔しい。。

⁡お近くの劇場で再上映があったとき、要チェックな作品の一つかと思います。もちろん、題材に耐性のある方は。。

⁡ー満足度ー

70%