それでも僕は映画を見る〜ヤマシンの映画ブログ〜

映画の感想を書くことを生き甲斐とした男のブログでございます。

『ブリッジ・オブ・スパイ』(2016)

ブリッジ・オブ・スパイ』(2016)

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監督:スティーブン・スピルバーグ

⁡出演:トム・ハンクスマーク・ライランス、スコット・シェパード、エイミー・ライアンセバスチャン・コッホアラン・アルダ、オースティン・ストウェル、ミハイル・ゴアホイ、ウィル・ロジャース

ー概要ー

スティーブン・スピルバーグ監督、トム・ハンクス主演、ジョエル&イーサン・コーエン脚本と、いずれもアカデミー賞受賞歴のあるハリウッド最高峰の才能が結集し、1950~60年代の米ソ冷戦下で起こった実話を描いたサスペンスドラマ。保険の分野で着実にキャリアを積み重ねてきた弁護士ジェームズ・ドノバンは、ソ連のスパイとしてFBIに逮捕されたルドルフ・アベルの弁護を依頼される。敵国の人間を弁護することに周囲から非難を浴びせられても、弁護士としての職務を果たそうとするドノバンと、祖国への忠義を貫くアベル。2人の間には、次第に互いに対する理解や尊敬の念が芽生えていく。死刑が確実と思われたアベルは、ドノバンの弁護で懲役30年となり、裁判は終わるが、それから5年後、ソ連を偵察飛行中だったアメリカ人パイロットのフランシス・ゲイリー・パワーズが、ソ連に捕らえられる事態が発生。両国はアベルパワーズの交換を画策し、ドノバンはその交渉役という大役を任じられる。第88回アカデミー賞では作品賞ほか6部門でノミネートを受け、ソ連スパイのアベルを演じたマーク・ライランス助演男優賞を受賞した。

映画.comより

ーはじめにー

頭脳戦のスパイ映画ですが、本作はとても見やすく、見終わった後の神々しい余韻は大作ならでは。映画を見る喜びを備えたサイコーな作品。未見の方、スパイ映画が苦手な方、好きな方、ぜひ選択肢の一つとしていかがでしょうか。

ー感想ー

ニューヨーク・ブルックリンで暮らす一見普通の絵描き老人。一方で映るのは、慌ただしく走り回る中年の大人たち。綺麗な身なりで、重たい責任を背負っているであろう顔つき。きたきた、やっぱりFBIだ。絵描き老人を捕まえるために必死に走っているのだ。両極に存在するような二種類の人間がほぼ語られずに速度をもって次々と交互に映されていく。オープニングで僕は心と体を許す決意をしました。サイコーだ!

⁡わかりやすく的確で、たまに笑えるセリフ。その瞬間をことごとく逃さないカメラワーク。追いやすさ抜群の脚本。スパイ映画にこびりついた陰鬱なイメージを取り払うかのようなトム・ハンクス&度々映る窓の光の存在。1950年代にタイムスリップさせる舞台構築もすごい。こんなに見やすいスパイ映画は初めてかもしれません。

⁡わずかな動きとセリフだけで湧く、グリーニッケ橋でのクライマックス。そもそも僕自身も苦手なジャンルのため、不慣れによる抵抗は少しあったものの、映画全体を通して十分に興奮。エンドロールではトーマス・ニューマンの音楽にのせて、学校を卒業するかのような気分に。あぁ、いつにも増して、映画を見たなぁ。。たまりませんねぇ。。

⁡ー満足度ー

80%【100%中】